合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
11 | 双子です女の子です初電話 | すずき巴里 | 貞雄 隆 〇ひろ子 香 〇讃良 〇一美 〇るりこ 〇克美 〇邦子 〇靖舎 ゆみ子 |
7 | 金継ぎの九谷茶碗や初点前 | 金田けいし | 主宰 〇香 ひろ子 讃良 るりこ 〇ゆみ子 邦子 |
6 | 母𠮟り子に叱られて年暮るる | 斎藤るりこ | 貞雄 隆 讃良 一美 香 克美 |
4 | 除夜詣帰路は星座を指差して | 戸塚邦子 | 主宰 讃良 克美 〇るりこ |
4 | こころざし秘めて仰ぐや寒満月 | 中島讃良 | 貞雄 香 靖舎 ゆみ子 |
4 | 寒の入り老いて出口を探しけり | 長倉美季 | 〇隆 〇ひろ子 香 邦子 |
4 | 寒中の古刹の井戸の水煙 | 樋口文巴 | 主宰 ひろ子 るりこ 靖舎 |
4 | 少年の眼差し残し凧作り | 長倉美季 | 主宰 隆 〇讃良 一美 |
4 | 潮風も薬味や船上鍋うどん | 田中一美 | 貞雄 香 ひろ子 邦子 |
4 | しきたりは一つ小さき松飾り | 金子つとむ | 〇主宰 克美 靖舎 |
4 | 千本のさくら冬芽の息づかひ | 渡部次代 | 主宰 貞雄 〇ひろ子 讃良 |
3 | 足跡や昭和百年初御空 | 佐藤満智子 | 隆 靖舎 邦子 |
3 | 町名は城下の名残雪しまく | 竹田ひろ子 | 〇主宰 るりこ 邦子 |
3 | マリーナの出入り忙しくすでに春 | 田中貞雄 | 隆 ひろ子 邦子 |
3 | 巳の年や脱皮をはかる年男 | 金子つとむ | 隆 ひろ子 一美 |
3 | 文楽のかつと眼を向く初春へ | 佐藤満智子 | るりこ 香 〇ゆみ子 |
2 | ご利益のあるなし問はず初詣 | 岩永靖舎 | 隆 るりこ |
2 | 初場所の終り熱気の去りし居間 | 長倉美季 | 主宰 一美 |
2 | お年玉渡す喜び元気得し | 田上ゆみ子 | 貞雄 一美 |
2 | 寒に入るひとりの時の部屋広し | 竹田ひろ子 | 主宰 隆 |
2 | 大往生てふ初星を仰ぐかな | すずき巴里 | 貞雄 るりこ |
2 | 手話の指冬夕焼に染まりゆく | 中島讃良 | 〇主宰 〇邦子 |
2 | 目の前の柚子湯のゆずに頬寄せり | 川南隆 | 克美 ゆみ子 |
2 | 七草や亀甲編の手提げ籠 | 金田けいし | 主宰 讃良 |
2 | 年迎ふ命のしみを洗ひ流し | 阿部綾子 | 〇香 〇靖舎 |
2 | 新玉の時代駆け往く北斎画 | 佐藤弘香 | 〇一美 〇克美 |
2 | 句敵と分け合うベンチ寒牡丹 | 佐藤正代 | 讃良 邦子 |
2 | 時刻表開く夫婦の冬の旅 | 戸塚邦子 | ひろ子 靖舎 |
1 | 幻想の雪に潜みし魔物かな | 竹田ひろ子 | 靖舎 |
1 | 初詣終へて倖せ玉こんにやく | 佐藤玲華 | 貞雄 |
1 | 老犬に新しき服春を待つ | 佐藤正代 | 讃良 |
1 | 寒き夜の夢にタンチョウ訪ひ来たる | 阿部綾子 | るりこ |
1 | 手のひらに風花おりて消えてゆく | 田上ゆみ子 | 〇隆 |
1 | パックする夢の途中の初鏡 | 阿部綾子 | 香 |
1 | 編棒に十指あづけて孫(こ)のマフラー | 金田けいし | 一美 |
1 | 紅白の万両育て年迎ふ | 佐藤玲華 | 一美 |
1 | 何もかもなほざりになる去年今年 | 田中貞雄 | 靖舎 |
1 | 枯葉あり表と裏と生と死と | 川南隆 | 貞雄 |
1 | 旅に来し月夜はつらら打ちつらね | 降幡加津 | 邦子 |
1 | 冬鳥の影曳く空に茜雲 | 岩永靖舎 | ゆみ子 |
1 | 独り吟行句帳片手に日向ぼこ | 戸塚邦子 | ゆみ子 |
1 | ケーキ屋の兄さんサンタ呼び込み中 | 吉田克美 | 一美 |
1 | 隈笹の払いし雪に枝跳ねる | 佐藤いづみ | 香 |
1 | 無心にて冬満月のひかり浴ぶ | 佐藤弘香 | 讃良 |
1 | 凛としてどこか淋しき冬薔薇 | 佐藤弘香 | 克美 |
1 | 通学路の頭を垂れし実南天 | 磯部香 | ゆみ子 |
1 | 見返へして昭和百年年新た | 岩永靖舎 | 克美 |
1 | 松過の鳥居をくぐる会社員 | 下平誠子 | るりこ |
1 | 娘に伝ふ夫の直伝年越そば | 下平誠子 | 克美 |
1 | 見事なり皿積み上げし女正月 | 磯部香 | ゆみ子 |
1 | 吹雪霽れまほらと化する銀世界 | 金子つとむ | 克美 |
1 | 限りある生命と叫べ年明くる | 佐藤満智子 | ひろ子 |
1 | 切なうて気持ち萎えしか雪だるま | 川南隆 | 貞雄 |
1 | 売出しの幟はためく空つ風 | 下平誠子 | ゆみ子 |
1 | 父母亡くて実家の縁や餅届く | 田中一美 | ひろ子 |
◎ 主宰の特選句の講評はろんど誌に掲載されます。 〇 2月の本部句会の御案内 日 時 2月15日(土) 句会場 北区滝野川会館 午後1時より 当季雑詠3句 出句控1枚 投句料千円 欠席投句者は各担当者まで郵送ください。 |