| 合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
| 7 | バンザイと言わせセーター着せ脱せ | 佐藤正代 | ○主宰 貞雄 ひろ子 讃良 ○一美 ○靖舎 裕子 |
| 7 | 晩年のその先見ゆる帰り花 | 阿部綾子 | 貞雄 讃良 ひろ子 靖舎 ○ゆみ子 香 京子 |
| 5 | 稜線を鴇色に染め冬夕焼 | 佐藤いづみ | ○つとむ ひろ子 綾子 邦子 京子 |
| 5 | 胸襟をよせあふ夕べ鴨の群 | 渡部次代 | 貞雄 ○つとむ 讃良 一美 綾子 |
| 5 | この池と何故に決めたか百合鷗 | 斎藤るりこ | 主宰 ○ひろ子 ○隆 靖舎 裕子 |
| 5 | なすがままあるがままにと冬麗 | 戸塚邦子 | 貞雄 克美 靖舎 京子 裕子 |
| 5 | 冬青空メタセコイヤは祈りの樹 | 新井京子 | 貞雄 ひろ子 讃良 ○綾子 裕子 |
| 5 | 年の瀬の動けることの幸思ふ | 田上ゆみ子 | つとむ 隆 克美 綾子 香 |
| 4 | 落葉掃く軽きリズムの竹箒 | 金田けいし | 讃良 ○一美 ゆみ子 邦子 |
| 4 | 雪うさぎ幸せさうに出来上がる | すずき巴里 | ○讃良 一美 克美 香 |
| 4 | 追ひ掛けて追ひかけられて去年今年 | 竹田ひろ子 | 貞雄 克美 ゆみ子 裕子 |
| 4 | 身の丈に合った暮しや年暮るる | 佐藤満智子 | 靖舎 ゆみ子 ○邦子 ○京子 |
| 4 | 冬空を埋めつくすやう摩天楼 | 斎藤るりこ | 主宰 つとむ ひろ子 靖舎 |
| 4 | 年末の図書館に居るお父さん | 樋口文巴 | 主宰 貞雄 隆 ○裕子 |
| 4 | 水鳥の浮き寝に降り来日の光 | 中島讃良 | 主宰 つとむ ゆみ子 京子 |
| 4 | 黄落や茂吉の丘を踏みて行く | 降幡加津 | 一美 京子 邦子 ○裕子 |
| 4 | 老いてなほこなす慣はし歳の暮 | 長倉美季 | 隆 克美 一美 ゆみ子 |
| 4 | 雪嶺の四方に輝き我が故郷 | すずき巴里 | 貞雄 ひろ子 邦子 京子 |
| 3 | 枯蔦の迷路生まれし白き壁 | 戸塚邦子 | つとむ 綾子 ○香 |
| 3 | 小春日や絵馬に描きたる外国語 | 長倉美季 | 綾子 邦子 香 |
| 3 | ビル街の夜道の明り焼芋屋 | 金田けいし | 一美 ゆみ子 裕子 |
| 3 | 男声合唱団地声裏声あり聖夜 | 伊藤裕子 | 主宰 讃良 ゆみ子 |
| 3 | 冬の陽の父母存します仏間まで | 佐藤正代 | 主宰 ○隆 ○讃良 |
| 3 | 晴れ渡る都会孤高の冬満月 | 田中一美 | ○主宰 ○ひろ子 克美 |
| 3 | 飯豊朝日あかるく霞む冬はじめ | 渡部次代 | 主宰 讃良 克美 |
| 3 | とどめなき涙の様や木の葉散る | 田中一美 | ○隆 ひろ子 香 |
| 2 | 湯豆腐やしばしの憩い娘と一緒 | 降幡加津 | 一美 裕子 |
| 2 | 大池のさざ波静か園小春 | 中島讃良 | ○京子 邦子 |
| 2 | 冬菫そつと迎へる渡し舟 | まつのたく | 讃良 隆 |
| 2 | 句集上梓の師の背ナ広し小春かな | 渡部次代 | 主宰 ひろ子 |
| 2 | 裸木の赤子のごとく輝けり | 川南隆 | ○克美 ○ゆみ子 |
| 2 | そば処牡丹冬芽の勇ましき | 佐藤玲華 | 靖舎 香 |
| 2 | 紅葉や国籍問はず皆歓声 | 岩永靖舎 | ○香 裕子 |
| 2 | 川風を全身に浴び冬木立 | 佐藤いづみ | 隆 ゆみ子 |
| 2 | 朝日差す微塵のひかり冬の川 | 金田けいし | つとむ ○綾子 |
| 2 | 居座るや三泊四日冬将軍 | 長倉美季 | ○克美 一美 |
| 1 | 山茶花満開熟女賑はふ様なりき | 吉田克美 | ○つとむ |
| 1 | 富士山の雪煌めきて空清し | 磯部香 | 綾子 |
| 1 | 陽の射して水面に列す鴨の陣 | 岩永靖舎 | 香 |
| 1 | 眼裏に冬満月を抱き寝る | 中島讃良 | 京子 |
| 1 | 勿体無や柿の木伐られ冬に入る | 金子つとむ | 靖舎 |
| 1 | 印旛沼の葦そのままに枯れてをり | 斎藤るりこ | 隆 |
| 1 | 沢庵を漬け終えし母笑みこぼる | 田上ゆみ子 | 隆 |
| 1 | 身ほとりの紅一点やポインセチア | 竹田ひろ子 | 一美 |
| 1 | 落葉散る送迎バスの屋根に散る | 佐藤いづみ | ○主宰 |
| 1 | 今朝の雪里の雪道登る夢 | 吉田克美 | 邦子 |
| 1 | 炉火映り熊の剥製義眼かな | 阿部綾子 | 邦子 |
| 1 | フレイル体操器具のあまたの冬日差し | 吉田克美 | 主宰 |
| 1 | それぞれの老々介護花八手 | 磯部香 | 靖舎 |
| 1 | 霧ふかき置賜目差すフオグランプ | 佐藤玲華 | 主宰 |
| 1 | 慰霊碑に祖父の刻名花八手 | 岩永靖舎 | 綾子 |
| 1 | 花八手卒寿の姉のことしきり | 新井京子 | ○靖舎 |
| 1 | 雪明かり坂本九の歌うたふ | すずき巴里 | ○邦子 |
| 1 | 幼き日ただ々嬉し年の暮 | 竹田ひろ子 | 香 |
| 1 | 湖の隅まで青し鴨の群 | 新井京子 | 克美 |
| ◎ 主宰の特選句の講評はろんど誌に掲載されます。 ※ 令和8年1月から本部句会の会場が変更になります。 句会場 花見川公民館 日 時 1月22日(木)午後1時 毎月第4木曜日 投句先 磯部香さん(詳しいことはろんど1月号に掲載されます) 当期雑詠3句・出句控1枚・投句料千円(従来通り) ことしも残り少なくなりました。どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。 |