■日時: 令和8年1月26日  ■句会場: 紙上句会  ■兼題: 赤  ■参加者: 14名

合点 作      品 作 者 選     者
6 生きている証明書なり年賀状 尾形誠山 貞雄 克美 いづみ 満智子 綾子 悦子 
6 老ひてなほ声つかひきり歌留多読む 金田けいし 弘香 いづみ たく 加津 玲華 とをる  
5 スカイツリー眼下の海と初富士と 竹田ひろ子 克美 いづみ 加津 玲華 とをる   
4 古民家に赤いまゆ玉大広間 佐藤いづみ ひろ子 たく 玲華 とをる     
4 自然体それが一番初鏡 尾形誠山 ○けいし 満智子 綾子 たく 
4 幾年月つかず離れず初電話 竹田ひろ子 けいし たく 綾子 とをる     
3 寒風や足踏みしつつ赤信号 金田けいし 満智子 ○いづみ ○誠山  
3 雑木山小枝に咲きし雪の花 佐藤いづみ 弘香 加津 玲華  
3 新年の寺で見直す来迎図 佐藤弘香 貞雄 ひろ子 誠山  
3 事始め五七五に向き合ひて 佐藤満智子 弘香 克美 誠山  
3 口紅を塗つてみやうか女正月 佐藤満智子 貞雄 加津 悦子  
3 墨すれば心静めり雪催 名倉悦子 貞雄 けいし 弘香  
3 境内の一隅照らす雪中花 竹田ひろ子 けいし 満智子 克美  
3 邪な望みも祈り初詣 まつのたく 貞雄 ひろ子 誠山  
3 寝覚めしてふぶきの夜の闇を見る 阿部綾子 貞雄 ○弘香 満智子     
3 冬の月青くきびしく高々と 降幡加津 けいし 弘香 綾子     
3 冬の浜置かれしままの地引網 まつのたく けいし いづみ 満智子   
3 永らへて深き一礼破魔矢享く 金田けいし ○綾子 誠山 悦子 
3 初詣で鈴が赤子の四肢弾む 吉田克美 貞雄 ○たく とをる   
2 日向ぼこ鳥の声降る木のベンチ 金田けいし ○ひろ子 弘香   
2 千両の赤き実だけや無人駅 佐藤いづみ けいし 満智子  
2 参道の大赤松の淑気満つ 佐藤弘香 綾子 とをる   
2 雪積む如歳を重ねて八十路なか 佐藤いづみ たく 玲華   
2 年礼の赤の水引熨斗袋 佐藤玲華 加津 悦子 
1 霰降る弾みてたまる地の窪 名倉悦子 加津  
1 残り飯己流の七草粥 佐藤満智子 たく   
1 予測さへつかぬ未来や去年今年 阿部綾子 誠山     
1 松の内食らいて寝入る夢いづこ はせべとをる 綾子     
1 真帆片帆赤帆白帆の二日かな 田中貞雄 ひろ子   
1 初日の出赤き日の丸潔し 尾形誠山 ○玲華     
1 正座して親族迎ふ松七日 佐藤玲華 ○克美     
1 紅白梅ほろりと開く日の光 佐藤弘香 悦子  
1 スキーの想い出スキー交代弟のズル 吉田克美 ○加津     
1 初日の出五体真赤に祈りけり まつのたく 誠山  
1 ひとりむく冬のりんごを廻しつつ 降幡加津 とをる  
1 名優の名前浮かばぬ年初め はせべとをる ひろ子   
1 冬熊の哀れなるかな檻の中 名倉悦子 克美   
1 今年こそ初心忘れず初句会 尾形誠山 克美  
1 一息にフェリーの汽笛淑気立つ まつのたく 貞雄  
1 繭玉や大黒柱と家を守る 竹田ひろ子 いづみ  
1 鰤捌き刺身照焼あら汁に 吉田克美 玲華  
1 カーディガン赤し安穏に馴れ易し 阿部綾子 ひろ子  
1 失恋を思い出すたび大嚔 田中貞雄 悦子  

  
 柿の木句会メモ

  田中貞雄 特選に替えて

   口紅を塗ってみやうか女正月  佐藤満智子
    中七の措辞から、私と同世代の方がようやく正月の諸事が一段落した頃
   (女正月・小正月)に、久しぶり口紅をさして見ようかとの微妙な思いを
   想像しながら、口紅をさした顔を知らない亡母を思い出している。

  2月紙上句会
   
  2月兼題 『 助 』 まつのたくさん出題

  投句締切  2月18日(水)
  選句締切  2月25日(水)

  兼題1句・出句控1枚・投句料千円

  投句先  竹田ひろ子