| 合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
| 6 | 病室の四角い窓に冬の虹 | 片山すゑ子 | ひろ子 つとむ ○次代 禎子 正代 いづみ |
| 4 | 初雪をのせて戻りし猫の背ナ | 渡部次代 | いづみ 正代 ○とをる 真知子 |
| 3 | 体調の一喜一憂実千両 | 河村啓花 | ひろ子 いづみ つとむ |
| 3 | 小春日や人無き森の声を聞く | 金田けいし | ひろ子 ○玲華 ○禎子 |
| 3 | 数へ日や陶の狸の大徳利 | 佐藤正代 | ひろ子 つとむ 禎子 |
| 3 | 神木の銀杏落葉や天と地に | 竹田ひろ子 | いづみ 禎子 真知子 |
| 3 | 日向ぼこ栞代りの柿落葉 | 金田けいし | 正代 とをる 真知子 |
| 3 | 冬夕焼墨絵のやうな峰続く | 河村啓花 | つとむ 次代 正代 |
| 2 | 初雪や住み馴れし街鎮めをり | 片山すゑ子 | ひろ子 真知子 |
| 2 | 熊まつり昔も今も戦して | 佐藤弘香 | ○ひろ子 正代 |
| 2 | ふるさとの南瓜届くや冬至前 | 佐藤玲華 | いづみ 禎子 |
| 2 | 草の上たしかな厚み落椿 | 佐藤正代 | 次代 禎子 |
| 2 | 柿たわわ鵯呼ぶ声の喜々として | 佐藤弘香 | ひろ子 禎子 |
| 2 | 右で聞き左で忘る年の暮 | 竹田ひろ子 | 正代 真知子 |
| 2 | 赤い羽根帽子につけて食べている | 降幡加津 | 玲華 とをる |
| 2 | マンションの影の延び来る停留所 | 佐藤いづみ | とをる 真知子 |
| 2 | 一番風呂たつた一人の雪景色 | 金子つとむ | 玲華 真知子 |
| 1 | 寄せ鍋や喜寿の末弟唄ひ出す | 金田けいし | 玲華 |
| 1 | マフラーを護身の如く巻きにけり | 河村啓花 | とをる |
| 1 | 蔓引くと夢の名残りのからすうり | 佐藤正代 | いづみ |
| 1 | 「難を転ずる」と垣越し実南天 | 佐藤玲華 | つとむ |
| 1 | 着ぶくれてさがし物する日課かな | 金子つとむ | とをる |
| 1 | 悲喜こもごも想ひ過ぎゆく冬桜 | 渡部次代 | 玲華 |
| 1 | 亡き母の手紙の束解く十二月 | 河村啓花 | とをる |
| 1 | 歳末や学びいろいろ妣の技 | 佐藤弘香 | 次代 |
| 1 | それぞれに悲喜こもごもの年の暮 | はせべとをる | 次代 |
| 1 | 次期思い種を沈めて枯蓮 | あだち禎子 | 玲華 |
| 1 | 燗熱うして喜びを分ち合ひ | 金子つとむ | ○正代 |
| 1 | 香り満つ柚味噌作る台所 | あだち禎子 | 次代 |
| 1 | 中学生の新聞投書開戦日 | 渡部次代 | ○つとむ |
| 1 | さあやるか初大根の樽漬けを | はせべとをる | 玲華 |
| 1 | 光年の謎の深きや冬銀河 | 竹田ひろ子 | 次代 |
| 1 | お稲荷を雪の晴れ間に清めけり | 佐藤玲華 | いづみ |
| 1 | 図書館ロビートナカイ走る師走かな | 渡部次代 | つとむ |
| 句会メモ 今月で今年の真ほろば句会は終わりとなります。また新年より健康に留意され、引き続きご参加くださいませ。 では改めまして、メリークリスマス、良い年をお迎えください。 次回令和8年1月の句会は次のとおりです。 日時 1月15日(木)1時半より 場所 ゑくぼプラザ 兼題は佐藤正代さんで「深」です。 |