■日時: 令和6年11月3日午後12時30分〜  ■句会場: 花見川いきいきセンター  ■兼題: 恋  ■参加者: 12名

合点 作      品 作 者 選     者
5 被爆者の声の届きし良夜なり 川南隆 〇誠子 新之助 〇誠山 まき子 みちこ  
5 子の恋もその子の恋も花野なれ すずき巴里 誠子 新之助 〇誠山 玉子 みちこ  
4 弟のリハビリ思ひ栗を剥く 下平誠子 新之助 祐子 まき子 みちこ  
4 青天を抜きて孤高の木守り柿 能松祐子 主宰 誠山 〇まき子 みちこ  
4 綾取りのひとり遊びや秋惜しむ 河村啓花 新之助 誠山 玉子 英一  
4 桔梗咲く折り目清らか恋の色 金田けいし 誠子 誠山 玉子 〇祐子  
4 長き夜や届く所に本を積み 松本まき子 主宰 誠子 誠山 玉子  
4 下車駅におでん屋台の誘ふ湯気 尾形誠山 新之助 祐子 まき子 英一  
4 恋愛もいつしか忘れ隙間風 長屋新之助 誠子 誠山 〇玉子 英一  
4 深夜便秋の静寂の恋歌 福島玉子 〇新之助 〇まき子 みちこ 〇英一  
3 漆喰の土蔵を飾る柿紅葉 松本まき子 誠子 〇玉子 祐子  
3 木犀の香り伝ひの家路かな 河村啓花 主宰 祐子 〇英一  
3 黄昏の紫紺の遠嶺木守柿 尾形誠山 主宰 誠子 〇祐子  
3 巌打つ白き波濤の秋遊び すずき巴里 誠子 祐子 みちこ  
3 恋はストレート冬バラを百本 尾形誠山 主宰 〇誠子 玉子  
3 失恋の話の孫や夜は長し 河村啓花 主宰 まき子 〇みちこ  
3 コンビニにホカロン並び冬隣 本吉英一 主宰 誠山 まき子  
3 寝室の窓辺に及ぶ十三夜 金田けいし 主宰 新之助 英一  
2 靴二足あしたへみがき星涼し 能松祐子 主宰 〇みちこ  
2 恋女房とならず只今黄落期 奥村みちこ 〇主宰 玉子  
2 一人居の洗ふ新米二日分 金田けいし 誠山 英一  
2 思草ひそと佳人の恋の和歌 金田けいし 誠子 玉子  
2 鬼柚子のいじけたよふな顔垂れて 下平誠子 主宰 誠山  
2 女郎蜘蛛豪邸披露竜田姫 福島玉子 祐子 みちこ  
2 秋暁のドライブ恋人岬まで 松本まき子 玉子 英一  
2 菊人形挿げ替へるのかあのお顔 福島玉子 主宰 みちこ  
2 恋すてふ噂の真偽しのぶ草 能松祐子 主宰 新之助  
1 食欲の秋よコンニャクゼリーかな 奥村みちこ まき子  
1 公園に一人ひとりの秋見付く 川南隆 主宰  
1 一本の紅葉眺め独り酌む 長屋新之助 英一  
1 秋澄むや期日前投票に列 奥村みちこ 〇主宰  
1 秋の夜の音色わびしきハーモニカ 本吉英一 主宰  
1 装束の真新しきも秋遍路 すずき巴里 祐子  
1 猫集ふ丑三ツ時の菊の宴 福島玉子 〇新之助   
1 手入れよき庭へ来てゐる小鳥かな 河村啓花 祐子  
1 仰ぎ見る銀河の流れ全て只 川南隆 〇主宰  
1 庭隅の柚子の実日毎色づけり 本吉英一 まき子  
1 草虱そこはかとなく人恋し 能松祐子 主宰  
1 花芽みな膨らみ始め菊間近か 松本まき子 主宰  
1 懐かしや銀杏拾ふ姿あり 長屋新之助 英一  
1 ドングリの池まで追ひし恋慕かな 川南隆 新之助  
1 走り根を塒としたる落葉かな 尾形誠山 まき子  

[備 考] 選者欄の○は特選句を示します。


★次回句会★

【日 時】 令和6年12月8日(日曜日) 12:30〜
【場 所】 花見川いきいきセンター(花見川交番裏)
        TEL: 043-286-8030
    入館に必要のため身分証明書をご持参ください。
      コロナ予防にマスクをご用意ください。
      都合により変更する場合は、連絡します。
【出 句】 兼題は『合』 出題者 尾形誠山さん
      兼題1句、当季雑詠3句の計4句。
【欠席投句】
短冊4本、出句控1枚、千円を同封の上、令和6年12月6日(金)までに尾形誠山宛郵送ください。
      〒262-0019 千葉市花見川区朝日ヶ丘3-4-21
               TEL/FAX: 043-271-6939

★お知らせ★
 11月30日(土)・ 12月1日(日)の花見川いきいきセンターフェスティバルで花見川句会の俳句が展示されます。

★お願い★
句会報又は発送(住所変更を含む。)に関する連絡は、尾形誠山宛お願いいたします。