■日時: 令和6年12月18日(水)  ■句会場: 大阪市中央公会堂  ■兼題: 「 師 」  ■参加者: 10名

合点 作      品 作 者 選     者
4 佗助やるると水音躙り口 永田圭子 凉宇子 英子 孝子 惠美子  
4 をとこ下駄釘付けにして冬もみぢ 佐藤凉宇子 惠美子 博子 美季 〇稜  
4 顔見世やこの世のうさを置きて来し 田伏博子 孝子 圭子 小夜子 美季   
4 着ぶくれてハーゲンダッツゆるぎなし 神田小夜子 英子 圭子 ゆみ 稜   
4 メモになき団子を買ひしクリスマス 神田小夜子 凉宇子 ゆみ 博子 稜  
3 師と仰ぐ濃き生き様や冬葵 池端英子 凉宇子 小夜子 博子  
3 片隅の席は定席おでん酒 能登ゆみ 凉宇子 英子 稜  
3 笹鳴やちちははのゐし頃の庭 有本惠美子 圭子 博子 美季   
3 ヒロシマの師走ノーベル平和賞 田伏博子 〇圭子 〇ゆみ 美季   
3 米寿なる師の速足や冬の暮 神田小夜子 英子 孝子 ゆみ  
3 禁断のりんご頬張る聖夜かな 長倉美季 圭子 〇博子 〇稜   
2 カレンダーの丸は何ぞや十二月 池端英子 博子 〇稜    
2 電卓をたたけば吐息十二月 神田小夜子 孝子 稜  
2 おほかたは付かず離れず浮寝鳥 佐藤凉宇子 惠美子 稜  
2 ゆっくりと正午の鐘や師走空 永田圭子 英子 孝子   
2 ゆず風呂や下着あふるる乱れ籠 佐藤凉宇子 美季 稜  
2 とたん壁添ふ南天の昭和かな 平山孝子 ゆみ 稜  
2 枯れかれて海鳴りさらに一集落 半田稜 〇英子 〇美季   
2 すね肉の蕩けおでんの大根かな 池端英子 惠美子 〇稜  
2 師に贈る花束重き十二月 有本惠美子 小夜子 博子  
2 ぼろ市にお宝俳誌出会ひけり 能登ゆみ 英子 惠美子  
2 顔見世の果てて漫ろの祇園かな 田伏博子 小夜子 稜  
2 藁を打つ師走の父の力こぶ 有本惠美子 圭子 〇小夜子    
2 生薑糖父母の話の尽く寒夜 半田 稜 凉宇子 惠美子    
2 千年の命を杖に冬紅葉 田伏博子 凉宇子 孝子  
1 道化師の真の姿や冬日向 平山孝子 ゆみ  
1 永楽館奈落にかがむ冬灯し 永田圭子 ゆみ  
1 木枯しの当る信号赤になり 長倉美季 小夜子  
1 冬紅葉幻想揺ぐ水鏡 長倉美季 〇孝子  
1 師の話は尽きぬ晩餐冬の月 佐藤凉宇子 小夜子   
1 年越そば箱階段に一輪差し 永田圭子 稜  
1 栴檀は実に師の渋声と太ペンと 半田 稜 〇凉宇子  
1 どうでもいい師走の掛かる長電話 能登ゆみ 美季   
1 雪催三日限度の留守居猫 半田稜 圭子   
1 冬満月スカイツリーは紫に 池端英子 〇恵美子   
1 書ききれない買物リスト年の暮 神田小夜子 稜   


〇R7年1月 なみはや句会のご案内

     
    日 時 : 1月15日(水) 9:30〜12:00
    会 場 : 大阪市中央公会堂 地下1階 第一会議室
    出句数 : 5句(兼題一句含)
    兼 題 : 「 正 」(池端英子さん出題)