合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
4 | 佗助やるると水音躙り口 | 永田圭子 | 凉宇子 英子 孝子 惠美子 |
4 | をとこ下駄釘付けにして冬もみぢ | 佐藤凉宇子 | 惠美子 博子 美季 〇稜 |
4 | 顔見世やこの世のうさを置きて来し | 田伏博子 | 孝子 圭子 小夜子 美季 |
4 | 着ぶくれてハーゲンダッツゆるぎなし | 神田小夜子 | 英子 圭子 ゆみ 稜 |
4 | メモになき団子を買ひしクリスマス | 神田小夜子 | 凉宇子 ゆみ 博子 稜 |
3 | 師と仰ぐ濃き生き様や冬葵 | 池端英子 | 凉宇子 小夜子 博子 |
3 | 片隅の席は定席おでん酒 | 能登ゆみ | 凉宇子 英子 稜 |
3 | 笹鳴やちちははのゐし頃の庭 | 有本惠美子 | 圭子 博子 美季 |
3 | ヒロシマの師走ノーベル平和賞 | 田伏博子 | 〇圭子 〇ゆみ 美季 |
3 | 米寿なる師の速足や冬の暮 | 神田小夜子 | 英子 孝子 ゆみ |
3 | 禁断のりんご頬張る聖夜かな | 長倉美季 | 圭子 〇博子 〇稜 |
2 | カレンダーの丸は何ぞや十二月 | 池端英子 | 博子 〇稜 |
2 | 電卓をたたけば吐息十二月 | 神田小夜子 | 孝子 稜 |
2 | おほかたは付かず離れず浮寝鳥 | 佐藤凉宇子 | 惠美子 稜 |
2 | ゆっくりと正午の鐘や師走空 | 永田圭子 | 英子 孝子 |
2 | ゆず風呂や下着あふるる乱れ籠 | 佐藤凉宇子 | 美季 稜 |
2 | とたん壁添ふ南天の昭和かな | 平山孝子 | ゆみ 稜 |
2 | 枯れかれて海鳴りさらに一集落 | 半田稜 | 〇英子 〇美季 |
2 | すね肉の蕩けおでんの大根かな | 池端英子 | 惠美子 〇稜 |
2 | 師に贈る花束重き十二月 | 有本惠美子 | 小夜子 博子 |
2 | ぼろ市にお宝俳誌出会ひけり | 能登ゆみ | 英子 惠美子 |
2 | 顔見世の果てて漫ろの祇園かな | 田伏博子 | 小夜子 稜 |
2 | 藁を打つ師走の父の力こぶ | 有本惠美子 | 圭子 〇小夜子 |
2 | 生薑糖父母の話の尽く寒夜 | 半田 稜 | 凉宇子 惠美子 |
2 | 千年の命を杖に冬紅葉 | 田伏博子 | 凉宇子 孝子 |
1 | 道化師の真の姿や冬日向 | 平山孝子 | ゆみ |
1 | 永楽館奈落にかがむ冬灯し | 永田圭子 | ゆみ |
1 | 木枯しの当る信号赤になり | 長倉美季 | 小夜子 |
1 | 冬紅葉幻想揺ぐ水鏡 | 長倉美季 | 〇孝子 |
1 | 師の話は尽きぬ晩餐冬の月 | 佐藤凉宇子 | 小夜子 |
1 | 年越そば箱階段に一輪差し | 永田圭子 | 稜 |
1 | 栴檀は実に師の渋声と太ペンと | 半田 稜 | 〇凉宇子 |
1 | どうでもいい師走の掛かる長電話 | 能登ゆみ | 美季 |
1 | 雪催三日限度の留守居猫 | 半田稜 | 圭子 |
1 | 冬満月スカイツリーは紫に | 池端英子 | 〇恵美子 |
1 | 書ききれない買物リスト年の暮 | 神田小夜子 | 稜 |
〇R7年1月 なみはや句会のご案内 日 時 : 1月15日(水) 9:30〜12:00 会 場 : 大阪市中央公会堂 地下1階 第一会議室 出句数 : 5句(兼題一句含) 兼 題 : 「 正 」(池端英子さん出題) |