No.199
日時 : 平成20年8月9日(土)
吟行先 : 吟行なし 句会のみ 参加者 : 11名 |
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合点 | 作 品 | 作 者 | 選 者 |
5 | 流鏑馬の道へ曲がりしぼんぼり祭 | 菅野雅生 | 主宰 けんじ 讃良 直枝 一美 |
4 | ぼんぼり祭雨来るといふ来ぬといふ | 川村文英 | 主宰 ○雅生 よしき ○一美 |
3 | 栗の花実りの前のから騒ぎ | 入江節子 | けんじ 満智子 文英 |
3 | 肩の荷を一つ降ろしてなほ炎暑 | 田中一美 | けんじ 満智子 文英 |
3 | 初ひぐらしぼんぼり灯るまでの昏れ | 中島讃良 | ○主宰 けんじ 雅生 |
3 | 尺蠖の遅々と前進禅問答 | 入江節子 | ○けんじ 一美 ○満智子 |
3 | 呼ぶまでは出て来ぬ御簾の巫女溜り | 菅野雅生 | 主宰 直枝 よしき |
3 | ゆきあひの空ぼんぼり祭の磴 | 中島讃良 | ○主宰 けんじ ○直枝 |
3 | 蓮溢る端へ押されし亀と鯉 | 菅野雅生 | 主宰 一美 文英 |
3 | かなかなの森へ深入りしてしまふ | 川村文英 | けんじ 讃良 雅生 |
2 | 味読せり漱石の「門」蝉しぐれ | 大西よしき | 主宰 直枝 |
2 | 茅木家の初秋鰻の粋を食ぶ | 大西よしき | 主宰 雅生 |
2 | 百日紅鎮めの俄雨ならむ | 田中貞雄 | けんじ 直枝 |
2 | 北京へと蓮の托実の跳ぶ構へ | 菅野雅生 | 一美 満智子 |
2 | ぼんほりに灯の入り夏の別れかな | 中島讃良 | 雅生 直枝 |
2 | 大鳥居はや秋雲を捕へをり | 川村文英 | けんじ 満智子 |
2 | 寺静め海を鎮めてぼんぼり祭 | 田中貞雄 | けんじ 直枝 |
2 | 塔頭の頂なして鐘涼し | 鈴木直枝 | 雅生 ○文英 |
1 | 灯を入れる巫女の緋袴ぼんぼり祭 | 中島讃良 | 雅生 |
1 | 片蔭に入る一声は間投詞 | 田中貞雄 | よしき |
1 | 苔清水掬ぶよろこび切通し | 鈴木直枝 | 讃良 |
1 | 魂揺るるさま炎天の帆の揺るる | 遠藤けんじ | ○よしき |
1 | 凌霄花の鬼火となりて比企の寺 | 中島讃良 | けんじ |
1 | 夏の甲子園われは老躯を如何にせむ | 遠藤けんじ | よしき |
1 | 連弾の花火終宴間近なり | 入江節子 | 主宰 |
1 | まだありき廃寺を探る古都や解夏 | 大西よしき | 雅生 |
1 | 源平の蓮合戦紅の笑み | 大西よしき | 直枝 |
1 | 蓮池に源平ありて戦なく | 佐藤満智子 | 直枝 |
1 | 葉桜やぼんぼり昼をぶらさがる | 遠藤けんじ | ○讃良 |
1 | 職退きていの一番に梅漬ける | 田中一美 | 文英 |
1 | 秋暑し磴百段の仏みち | 鈴木直枝 | 讃良 |
1 | 紅色の独り言かな凌霄花 | 水貴 | けんじ |
1 | 大屋根の大音響や大夕立 | 入江節子 | 讃良 |
1 | 約束の時間迫れり遠雷す | 川村文英 | 雅生 |
1 | 大歯朶の露涼しかり切通し | 鈴木直枝 | 雅生 |
1 | 平氏池円網に座す女郎蜘蛛 | 佐藤満智子 | 直枝 |
1 | 段葛ゆきて戻れば遠雷す | 川村文英 | 讃良 |
1 | 美人画の祭雪洞の人だかり | 田中一美 | 讃良 |
1 | 山門を老鶯と風抜けしかな | 水貴 | 讃良 |