日時 :平成14年2月9日(土) |
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作
品
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作 者
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選 者
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福寿草屈めばかがむほど楽し | 菅野雅生 | 美智子 ふみを ○貞雄 那生 ○政子 しのぶ 久美 |
冬桜とてカタカナのやうに咲く | 熊谷ふみを | 美智子 まりの ○直枝 久美 |
まんさくの縮れのなかの錦屏山 | 菅野雅生 | 美智子 ふみを 曲水 |
すみれより離れて猫に寄られけり | 盛戸まりの | 美智子 |
紅葉ヶ谷奥のふかさや余寒なほ | 加賀暢子 | 美智子 よしき |
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僧房の昼の一灯馬酔木垂る | 熊谷ふみを | 美智子 けんじ ○曲水 東子 耕路 政子○弘香 のぶ子 |
薄氷の心の字残る夢窓池 | 菅野雅生 | 美智子 暢子 幹 |
法要の馥郁と洩れ春障子 | 鈴木直枝 | 美智子 ○ふみを まりの よしき ○久美 |
長茎ははかなく折れて水仙花 | 田中一美 | |
名木の芽の萌ゆる風立つ親王墓 | 佐藤弘香 | 美智子 |
自己主張強き乙女や福寿草 | 大西よしき | |
階をかぞえて梅の香近寄せる | 菅野雅生 | 美智子 ○耕路 |
黄梅のまつげまつげや谷戸曇り | 後藤那生 | 美智子 直枝 政子 ○幹 |
わたくしも美人に撮ってとねこ柳 | 田中一美 | ○けんじ |
悟るかに鴨動かざる禅の池 | 竹田ひろ子 | ○けんじ |
岩庭に貼り付くごとし残る鴨 | 中田のぶ子 | |
庭滝の小腹にひびき梅香る | 田中貞雄 | |
黄梅の写真の中で手をつなぐ | 盛戸まりの | ○ふみを 那生 |
出迎えの香に酔いながら梅の寺 | 川上久美 | 美智子 |
夢窓国師の夢を伝ふる春の水 | 中田のぶ子 | 美智子 |
折れたるは折れたるままに野梅咲く | 山田耕路 | ○美智子 ふみを 曲水 よしき 直枝 |
人力車の赤の膝掛木の芽風 | 竹田ひろ子 | 美智子 けんじ |
瑞泉寺まんさくの黄の白昼夢 | 石川曲水 | 貞雄 ○那生 |
毛皮脱ぐ瞬間赤き猫柳 | 佐藤弘香 | ○一美 ○宏枝 ○のぶ子 |
風向きの一つ一つに名の椿 | 盛戸まりの | 美智子 ふみを |
笑み疲れせし水仙のうしろ向き | 川上久美 | 美智子 ふみを けんじ 貞雄 東子 直枝 幹 |
まんさくの目覚めて動く日のひかり | 山田耕路 | 美智子 政子 久美 |
岩庭の先づ動き出す春の水 | 中田のぶ子 | 美智子 |
福寿草地に錬金の匠ゐて | 遠藤けんじ | まりの よしき 耕路 しのぶ |
梅まるく枝垂れて昼の花火とも | 同 | |
うぐいすや幌たたまれて人力車 | 舩山東子 | 美智子 |
梅が香を懐に入れ斎戒す | 大西よしき | 美智子 けんじ 曲水 貞雄 一美 雅生 |
福寿草背のびして聞く読経風 | 佐藤弘香 | 幹 |
枯滝の一句一章谷津の晴れ | 後藤那生 | 美智子 ふみを 貞雄 東子 政子 弘香 雅生 |
如月の門前に売る花土鈴 | 同 | 美智子 ○東子 |
曲る瀬の水が水追ひ春立ちぬ | 山田耕路 | ○美智子 ○けんじ ○暢子 ○まりの 東子 政子 弘香 ○よしき |
紅白の香をないまぜに谷戸の梅 | 遠藤けんじ | |
金縷梅の満開の張り栗鼠走る | 加賀暢子 | 美智子 よしき |
冬椿もんどりうって滝に落つ | 遠藤けんじ | |
後手に人の過ぎゆく梅つらつら | 秋山しのぶ |
作
品
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作 者
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選 者
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探梅の眼をとりかえて石庭へ | 盛戸まりの | 美智子 ふみを けんじ 貞雄 那生 雅生 |
三畳のどくもく堂の紅白梅 | 塚本政子 | 美智子 曲水 |
岩肌の割れ目や草の萌え走る | 石川曲水 | 美智子 貞雄 |
恋の栗鼠憩ふよ梅の花明り | 遠藤けんじ | 美智子 ○曲水 なつ |
そこここに水仙の黄温みおり | 佐々木なつ | 美智子 |
梅真白髭をあたつてまた来たし | 田中貞雄 | 美智子 ふみを 一美 |
下萌ゆる疎んずるものなかりかり | 加賀暢子 | ○美智子 ふみを 曲水 貞雄 |
まんさくは山かけ下りきしいろに | 熊谷ふみを | 美智子 しのぶ |
天と地を頒ち紅梅さかりなり | 鈴木直枝 | 美智子 |
水仙の葉折れ床しく叢むらに | 秋山しのぶ | 美智子 |
紅白梅描ききったる絵筆塚 | 竹田ひろ子 | 美智子 那生 宏枝 |
参ること叶はぬ墓よ冬さくら | 秋山しのぶ | 美智子 なつ |
日かげるや水仙衰を露にす | 熊谷ふみを | 美智子 一美 しのぶ |
神紋も神木も梅梅ひらく | 後藤那生 | ふみを けんじ 宏枝 雅生 |
風折れの水仙もまた春仏 | 同 | ふみを 貞雄 耕路 弘香 宏枝 ○しのぶ 久美 |
黄梅の虫の羽音の綿帽子 | 村松 幹 | ふみを 曲水 暢子 |
山門を入りて白梅明りかな | 山田耕路 | ○けんじ |
二ン月や避けて通れぬ瑞泉寺 | 菅野雅生 | ○曲水 貞雄 |
親王墓木の芽起こしの風騒ぐ | 加賀暢子 | けんじ 貞雄 一美 宏枝 のぶ子 |
杉花粉木魚太鼓に飛ぶ構え | 川上久美 | 貞雄 暢子 弘香 |
白梅や空に手向けの素心なる | 鈴木直枝 | ○貞雄 暢子 弘香 久美 |
あの後姿は先生梅満開 | 秋山しのぶ | けんじ 那生 |
紅白の梅に託せし絵馬祈願 | 佐々木なつ | けんじ 耕路 |
満開のまんさくの空栗鼠の蹴る | 川上久美 | けんじ 東子 なつ |
風折れの水仙何を呟ける | 中島宏枝 | 曲水 直枝 |
瑞泉寺水仙ほどの人の群 | 村松 幹 | 曲水 |
枝移りしそこね春禽宙返り | 中田のぶ子 | 曲水 |
紅白梅空に重ねて夢紡ぐ | 川上久美 | 曲水 |
如月の谷一水のひびき入れ | 中島宏枝 | 曲水 のぶ子 |
春日燦々合格祈願の赤い旗 | 田中一美 | ○なつ |
谷戸の寺梅花霞をまといけり | 石川曲水 | 貞雄 なつ |
抱くごと登る石段春寒し | 竹田ひろ子 | ○雅生 のぶ子 しのぶ |
秋山しのぶ 石川曲水 遠藤けんじ 大西よしき 加賀暢子 川上久美(初参加) 熊谷ふみを |
次回予定地 (平潟湾)